業務日誌

2024年12月より、水曜日は各種連絡へのお返事をお休みします

ozone notes では2024年12月より、毎週水曜日に各種連絡へのお返事をお休みする「ノーレスポンスデー」を実施いたします。

「ノーレスポンスデー」とは何?

当事務所から、メールや各種チャットの送信・お返事を行わない日です。
お客様・お取引先様にとっては、休業日とほぼ同じに見えると思います。

現状、日中の大部分がメール・チャット・オンラインミーティングの応対で終了してしまう日もあるほど、レスポンス業務の負荷は年々上昇しています。
本来時間を割くべきWeb制作業務・コンサルのための思考業務に集中したくとも、なかなかそうできないのが近年(特に子供が産まれてから)の悩みでした。

別にわざわざ「ノーレスポンスデー」と銘打って宣言せずとも、勝手に返事を溜めたりしておけば?思われる方もいるかもしれません。
ただ、私は独立から14年間、早いレスポンスでお取引様にベネフィットを感じていただいてきました。そこを崩したくはないというのが本音です。そのため、わざわざこうやって広報しています。
「今日は水曜日だから野村さんからのお返事は明日かな」と思ってもらえればこの試みは成功です。

休業日と何が違うの?

連絡はシャットアウトしていますが、裏では働いています。
また、水曜日がリリース日や納品日にあたる場合や、急を要する場合などは、その案件に関する連絡は通常通り応答します。

なお、将来的には週休3日制の導入も視野に入れており、今回の試みはそのための準備といえます。
諸事情により現時点で正式に営業日を減らすことは難しいのですが、「窓口が閉まっている営業日」があってもよいと思って今回の試みに至りました。

現状でも、毎週水曜日は午前中に母親を病院に送り迎えしており、午後しか稼働していないため、自分としてはそこまで大きな変化にならないような気もしています。

ノーレスポンスデーには、具体的に何をするの?

主に以下のことをする予定です。

  • 有償の定期保守・顧問契約をいただいているお客様のサイトメンテナンス
  • 自社サイト・ブログ・プロダクトのメンテナンス
  • 業務品質向上のための学習研鑽、開発活動
  • ブログ・note・各種原稿の執筆
  • プレゼン資料、セミナー登壇スライド等の作成
  • オープンソース貢献活動

よく言われる「緊急度と重要度のマトリクス」で「効果性の領域」と呼ばれる、「緊急性は低いが、重要度の高い」作業を中心に行うつもりです。これらの活動を通じ、未来のお客様への提供価値を高めてまいります。

また、オープンソースへの貢献活動も再開します。
WordPressコミュニティには、Five for the Future というプロジェクトがあります。
「未来のために5%の時間だけWordPressに貢献しよう」 すなわち、WordPressを使って営利を得ている企業は、WordPressの持続と発展のために、業務時間の5%でいいのでWordPressへの貢献活動に使おうよ、と呼びかけるものです。(これが昨今の騒動の根っこでもあるのですが…)
私もこの活動に共感はしつつも、出産以降は全く実現できていませんでした。

週5日×8時間=40時間 の5%は、2時間。
実際今の私は1日8時間も稼働できていないので、6時間とすると、5%は1.5時間。
こう見ると、かなり現実的な数字です。小さな子がいると夜や土日などのPC作業はほぼ無理ですが、子供達がいない水曜日の午後に1時間半なら、無理なく続けられそうです。

以上、ノーレスポンスデー導入についてのお知らせでした。

将来的には週休3日制の導入も考えていると上述しました。下の子が小学生になるタイミングで正式に導入したいと考えていますが、数年後の自分や世界がどうなっているかわかりません。その時々で柔軟に形を変えていければ幸いです。

ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。