講習会の参加者さん達に、「私が本気で考えるホームページ制作」を説いてみた
Posted on 2011年3月30日(水) 01:31
Webの素人の歯科医のみなさまにWebのあれこれをレクチャーする講習会の講師のお仕事(全4回)が終了。
最後に皆さんに配った資料に、私の思いの丈をぶつけておいた。
その場で消化してしまうのももったいないので、ここに転載しておく。
(Web業界の人じゃない人向けに、かなり大雑把な言い方をしている部分もあるがそれはご愛嬌ということで。)
- ホームページは生き物。エサもいるし世話もいる。でもちゃんと育てれば育つ。
- エサもやらない、世話もしないホームページは置き物と同じ。
でも、自分でエサやりや世話が出来なければ、ペットシッターさんを雇えばいい - 「制作」「更新」「SEO」「ブログ」「各種ネット広告(リスティングなど)」は、全て別々にその都度考えるのでは、本当はダメ。制作する段階で、6割がた方向性は決まる。
- でも、残り4割は制作後の頑張りで挽回は可能。
- それでも、最初の6割ってのはかなり大きい。だから制作は慎重に。
- 周囲の意見を取り入れるのは大切だけれど、流されてはいけない。すぐ他人や見知らぬ業者の言うことを鵜呑みにする人がいるが、なにか1つは信頼できる相談相手や自身のブレないコンセプトを持っておくこと。
- 商品やサービス、店舗、スタッフ…自体に魅力があってこその、魅力のあるホームページ。
- 「SEO」は過去の言葉になりつつある。小手先の技術なんかない。地道な努力、サイトを愛して世話をすることこそが最大のSEO。
- SEO=コンテンツ。キーワードをいくつ入れればいいとか、どこのサイトと相互リンクすればいいとか、そんなことで悩む時間があるなら黙ってブログ記事を1件書け。
- 大きな金額的リターンが欲しければ、お金を掛けろ。ただし、イメージアップ目的のサイトであれば、お金を掛ける以外にもやり様はある。言ってる事が矛盾するが、ただお金を掛けりゃいいってもんでもない。お金の掛けどころを間違えるな。
- ホームページはあくまでコミュニケーションツール。インターネットの顔をしているけれど、その先にいるのは人間。インターネットと思って恐れると、その恐れは相手に伝わる。
正直、他人に問うてるようで、実は自分自身へ言い聞かせているという意味が大きい。
少しでも理想に近づけられるような仕事をしなきゃな。